和装前撮りの男性着物、黒紋付と色紋付どっちが正解?写真映えする色選びを解説!

和装前撮りを考えている男性にとって、「黒紋付にすべき?」「色紋付もあり?」といった“着物の色選び”は意外と悩ましい問題です。

結婚式や前撮りではどうしても花嫁の衣装に注目が集まりがちですが、新郎である男性も、着物の色や雰囲気によって印象が大きく変わります。特に写真として一生残る前撮りでは、自分らしさを表現できる衣装を選びたいものです。

この記事では、和装前撮りにおける男性着物の「色」について、黒紋付と色紋付の違いや、写真映えするカラーの選び方、花嫁とのバランスなどを徹底解説します。

和装前撮りで男性が着る「紋付袴」とは?

和装前撮りで男性が着用する代表的な衣装が「紋付袴(もんつきはかま)」です。これは家紋の入った羽織と、縞模様の袴を組み合わせた、日本男性のもっとも格式高い正装とされています。

結婚式や成人式、茶道や武道の世界など、特別な場面で用いられることの多いスタイルで、写真映えの点でも非常に優れています。

紋付袴には「黒紋付袴」と「色紋付袴」があり、どちらも前撮りで着用可能です。それぞれに魅力があるため、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。


黒紋付と色紋付の違いとは?

まず大きな違いは「印象」と「写真映えの方向性」です。

黒紋付袴の特徴

  • 最も正式で格式が高い和装
  • 白無垢の花嫁と並んだときのコントラストが美しい
  • 落ち着きと厳粛さ、伝統を感じさせる
  • 家族や年配者からの受けも良い
  • 時代を問わず写真に残せる安心感がある

色紋付袴の特徴

  • 多彩な色から選べ、自分らしさを表現できる
  • 花嫁の色打掛と色味を合わせて統一感を出せる
  • 柔らかく華やかな雰囲気を演出
  • スタジオ撮影や自然光のロケーションでも映える
  • 若々しさやモダンな印象が出しやすい

写真映えで選ぶなら?色紋付の人気カラー

ここからは、色紋付の中でも特に人気のある色を紹介します。

  • 白・シルバー系:清潔感と品格、白無垢と相性◎
  • ネイビー・藍色系:落ち着いた現代的スタイル
  • グレー・ベージュ系:ナチュラルで優しい印象に
  • モノトーン系:都会的でスタイリッシュ、無彩色コーデにも最適

📷画像③:5種類の色紋付を着た男性モデル写真(横並び/カラーバリエーション)


花嫁とのバランスで考える色選び

前撮りでは、「新郎だけ」ではなく、「カップルとして並んだときの印象」も重要です。

白無垢との組み合わせ

  • 黒紋付:伝統的で重厚な印象
  • 白系・グレー系:統一感が出て上品な雰囲気
  • 淡色紋付:やわらかいコントラストで自然な写真に

色打掛との組み合わせ

  • 同系色:まとまりのある印象に
  • 補色:華やかさを際立たせるコントラストに
  • 無彩色:花嫁を引き立てる役割に徹する

白無垢✖️黒紋付

白無垢✖️ブルー系紋付

白無垢✖️淡色紋付

色打掛✖️黒紋付

色紋付✖️シルバー系紋付

色紋付✖️淡色紋付


実際の傾向:黒紋付と色紋付どっちが選ばれている?

INAI WEDDING WASOUでの傾向としては、黒紋付と色紋付の人気はおよそ半々。特に20〜30代では色紋付の選択率が上昇中です。

  • 黒紋付:40〜50%(伝統・格式・両親受けを重視)
  • 色紋付:50〜60%(写真映え・個性・花嫁との統一感重視)


まとめ|和装前撮りは色で“自分らしさ”を表現しよう

和装前撮りにおいて、男性の着物選びは「黒一択」ではありません。

黒紋付は伝統的で格式のある装い。
色紋付は自分らしさや写真映え、花嫁とのコーディネートにこだわりたい方におすすめです。

人生の節目を彩る大切な一日。
どんな色を選んでも、「自分が納得できるかどうか」が一番大切なポイントです。