結婚式や披露宴、二次会の入口でゲストを迎えるウェルカムボード。せっかくなら、和装 前撮りの一番お気に入りカットで作りたいですよね。本記事では、写真選びのコツ/レイアウト/おすすめ文字例/印刷サイズと解像度まで、初めてでも失敗しないポイントを徹底解説します。
INAI WEDDING WASOUは2024年オープン以来、累計1000組以上が利用。 和装専門スタジオとして、ボード映えする“余白のある写真”や“正方形トリミングOKな画作り”など、デザイン前提の撮影にも対応しています。
目次
目次
- 写真選びの基本(和装前撮り×ウェルカムボード)
- レイアウトの王道パターン3つ
- 推奨サイズ・解像度・入稿形式(A/B判)
- 文字例・フォント選び・日付表記テンプレ
- 色・和柄・小物の合わせ方(白無垢/色打掛)
- 印刷と仕上げの選び方(パネル/アクリル/木製)
- よくある失敗と回避チェックリスト
- INAI WEDDING WASOUの活用例とご相談メニュー
- FAQ
- まとめ
1. 写真選びの基本(和装前撮り×ウェルカムボード)
ボードで映える写真の条件
- 余白(ネガティブスペース)が広い:文字が置きやすい。白ホリや空、壁面の抜けで作る。
- 被写体と背景のコントラスト:白無垢なら背景はやや色味あり、色打掛なら背景はシンプルに。
- 縦横どちらもOKな構図:A2縦/A3横など会場レイアウトに合わせて選べるよう、複数アングルを用意。
- 手元・小物の表情が活きる:扇子、和傘、ブーケ、綿帽子、畳や赤絨毯など“和”を象徴する要素が入ると世界観が安定。

おすすめカット例
- 正面引き(縦):中央上にタイトル、下に日付・名前。

- 対角見つめ合い(横):左に被写体、右に余白で文字配置。

- 上下に並んで(縦):衣装の柄を見せつつ中央に文字。

- 浅草ロケ×引き画:ダイナミックな広角で和装を全面に表現

2. レイアウトの王道パターン3つ
- センタリング:タイトル→英文サブ→名前→日付を上下中央で揃える。厳かな印象。
- サイド配置:被写体を左/右に寄せ、反対側に文字を縦組みや段組で。モダンで読みやすい。
- 上下分割:上を写真、下に白地(帯)を作って情報をまとめる。視認性が高く印刷事故が少ない。
文字は**最小でも12pt(A3換算)**を目安に。遠目での可読性を優先します。
3. 推奨サイズ・解像度・入稿形式(A/B判)
印刷は300dpiが基本。塗り足し(3mm)を四辺に追加しましょう。
よく使うサイズ(300dpiの推奨ピクセル)
- A3(297×420mm):3508×4961px
- A2(420×594mm):4961×7016px
- B3(364×515mm):4299×6083px
- B2(515×728mm):6083×8598px
- A4(卓上用):2480×3508px
色と入稿形式
- オンデマンド印刷:RGBの高解像度PNGでもOKなことが多い。
- オフセット印刷:PDF/X-1aやCMYK TIFFが安心。
- 迷ったら、印刷所の入稿ガイドに従いましょう。
4. 文字例・フォント選び・日付表記テンプレ
和装に合うフォーマル
- Welcome to our Wedding
- Thank you for celebrating with us
- Happily Ever After begins here
名前・日付の表記例
- Groom & Bride|2026.04.19
- Groom & Bride|令和8年4月19日
- Groom × Bride|Apr. 19, 2026
フォントの方向性
- 和文:明朝体で品よく、ゴシックでモダンに。
- 欧文:筆記体(Script)×セリフの組合せが王道。読みやすさ最優先。
禁則:写真上の細い金箔や白打掛のハイライト上に白文字はNG。影(ドロップシャドウ)か反転帯でコントラストを確保。
5. 色・和柄・小物の合わせ方(白無垢/色打掛)
白無垢ベース
- 色:生成り・金・松葉色・水浅葱の淡色をアクセントに。
- 小物:金箔ヘア、胡蝶蘭、白ブーケでミニマルに。
色打掛ベース
- 色:衣装の主色を1つ選ぶ。
- 小物:和傘(朱/藍)、扇子、椿や菊モチーフで統一感。
和柄の使い方
- 七宝・麻の葉・青海波などを背景にアクセント使いもおしゃれ。
- 縁取り(和紙風テクスチャ)を外周3〜5mmに軽く敷くと“和”が締まる。
6. 印刷と仕上げの選び方(パネル/アクリル/木製)
- フォトパネル(発泡/アルミ複合板):軽くて設置が簡単。披露宴→新居での再利用向き。
- アクリル(透明/乳白):高級感。指紋が目立つため搬入時は手袋推奨。
- 木製ボード:ナチュラルな温かみ。和装×和モダン会場と好相性。
- フレーム額装:クラシック。反射が気になる場合はノングレアのアクリルを選択。
設置アイデア
- イーゼル:入口に。高さはゲストの胸〜目線に来るよう調整。
- ウェルカムスペース連動:番傘・扇子・折り鶴・和紙照明で統一演出。
- 二次会は小型版(A3/A4)に差し替えて移動を軽量化。
7. よくある失敗と回避チェックリスト
- □ 画像解像度が足りず粗い(→300dpi/長辺5000px以上)
- □ 塗り足し3mmがなく断裁で文字が切れた
- □ 会場の照明で白飛び/反射(→ツヤ消し紙・ノングレア)
- □ 文字が背景と同化(→帯・シャドウ・縁取りでコントラスト確保)
- □ 名前の表記揺れ(ローマ字綴り/全角半角)
- □ 日付の元号・西暦の混在
- □ 式の導線を塞ぐサイズ/スタンド設置
- □ 会場テーマと色がちぐはぐ(テーブル花・装飾と色合わせ)
8. INAI WEDDING WASOUのウェルカムボードはここが違う!
- ボード前提の撮影構図提案:余白多めの引き画、正方形対応の中央構図などを当日リード。
- 仕上がりを想定した色調整:印刷で沈みがちな赤・黒の再現を意識した補正。
- デザイン(オプション):文字レイアウト、データ作成、
- 他にはないウェルカムボード素材:自立と壁掛け両方を実現したオリジナルボードとなっており、一般的な簡易ボードよりも質の良いウェルカムボードの制作が可能。※詳細はお問い合わせください。
INAI WEDDING WASOU(浅草)では、2025年11月よりウェルカムボード、アルバム、フォトフレームなどのアイテムの販売を開始。和装専門ならではの作例と導線で、式場に映えるウェルカムボード作りまでワンストップでご相談いただけます。
9. FAQ(構造化データ対応)
Q1. どのサイズが人気?
A. 会場エントランスにはA2縦が王道。小規模会場や二次会はA3が扱いやすいです。
Q2. 写真は縦・横どちらが良い?
A. 会場の導線やイーゼルの高さに合わせます。迷ったらA2縦が無難。横写真は上下に白帯を作ると文字が乗せやすいです。
Q3. スマホ写真でも作れますか?
A. 最新機種ならA3までOKなことが多いですが、A2以上は一眼での撮影を推奨します。
Q4. 印刷の光沢はどれが良い?
A. 控室や廊下など照明が強い場合は半光沢/マットが反射を抑えておすすめ。
Q5. 英文表記は必要?
A. 和装の世界観に合わせて筆記体+明朝体の組合せが人気です。
10. まとめ
和装前撮りの写真で作るウェルカムボードを成功させる要点をシンプルに整理します。
- 写真選び:余白が広く、被写体と背景のコントラストが高いカット。縦横どちらでも使える構図を複数用意し、扇子・和傘・綿帽子など“和”小物で世界観を統一。
- レイアウト:①センタリング ②サイド配置 ③上下分割の王道3型。遠目の可読性を優先し、情報量はタイトル・サブ・名前・日付に絞る。
- サイズ・解像度:A2縦が王道(300dpiで4961×7016px)。A3/B2なども会場規模に合わせて。四辺塗り足し3mm必須。
- 文字・フォント:和文は明朝体で品よく、欧文は読みやすい筆記体×セリフを組合せ。白打掛のハイライト上は帯や影でコントラスト確保。名前・日付の表記揺れを統一。
- 色・和柄:白無垢は淡色+金でミニマル、色打掛は主色1つ+補色10〜20%。七宝・麻の葉・青海波は透過**5〜10%**で背景に控えめに。
- 素材・仕上げ:軽量なフォトパネル、格調あるアクリル、温かみの木製、額装はノングレア推奨。入口の導線を塞がないサイズと設置を。
- よくある失敗の回避:低解像度/塗り足し不足/反射/文字の同化/表記揺れ/導線不足/色不一致。事前チェックでゼロに。
- INAI WEDDING WASOUのウェルカムボード:ボード前提の構図提案、印刷で沈みやすい赤・黒の色調整、デザイン入れの対応(オプション)。
