「和装前撮りをしたいけれど、冬は寒そうだから春まで待とうかな…」 そう考えている花嫁様、ちょっと待ってください!
実は、カメラマンやヘアメイクなどのブライダル業界関係者の多くは、「和装で撮るなら真夏より真冬の方が断然おすすめ」と考えていることをご存知でしょうか?
冬はオフシーズンと思われがちですが、実は和装にとって好条件が揃う「穴場シーズン」なのです。 今回は、冬(12月・1月・2月)に和装前撮りを行う驚きのメリットと、快適に撮影するための寒さ対策をご紹介します。

目次
意外と知られていない!冬に和装前撮りをする5つのメリット
寒さを差し引いても余りある、冬ならではの魅力がこちらです。
1. 「化粧崩れ」知らず!肌が一番きれいに写る

和装は想像以上に暑いです。長襦袢、掛下、着物、打掛…と何枚も重ね着をするため、春や秋でも動くと汗ばむほど。ましてや夏場のロケは、汗でメイクがドロドロになりがちです。 一方、冬は汗をかく心配がほぼありません。ベースメイクが崩れず、テカリのない陶器のような肌をキープしたまま撮影を終えることができます。
2. 空気が澄んでいて「風景」が際立つ

冬は湿度などの関係で空気中の塵が少なく、一年で最も空気が澄んでいる季節です。 そのため、ロケーション撮影では風景が深く、くっきりと写ります。遠くの景色(スカイツリーなど)もボヤけずに背景に入りやすいため、風景重視の方には絶好のチャンスです。
3. 重厚な着物が「防寒具」になる

ドレスでの冬撮影は肌の露出が多くて過酷ですが、和装は逆です。 花嫁衣装は何枚も重ねた着物は、いわば「高級な羽毛布団をまとっている」ようなもの。胴体部分は驚くほど暖かく、風を通しません。首元や手先などの露出部分さえ対策すれば、意外と快適に過ごせます。新郎は肌着にヒートテックなどの厚手の下着を仕込んでおくことで寒さに負けずに撮影ができます。
4. 予約が取りやすく、料金も安い(オフシーズン)
桜や紅葉のシーズンは半年以上前から予約争奪戦になりますが、冬は比較的空いています。
- 希望の日時(土日など)が取りやすい
- 「ウィンターキャンペーン」などで料金が安くなっていることが多い
- 観光地の人が少なく、人混みを避けて撮影できる
まさに「安く・賢く・ゆったり」撮りたい方にはベストシーズンです。
5. 冬だけの花「梅(ウメ)」や「雪景色」が美しい
冬は枯れ木ばかりではありません。1月下旬〜2月になれば「梅」や「椿」が見頃を迎えます。 特に梅の花は、桜よりも色が濃く(濃いピンクや白)、和装との相性が抜群。桜シーズンより人が少ない中で、華やかな春先取りの写真を残すことができます。
これだけ準備すれば寒くない!プロ直伝の防寒対策
メリットが多いとはいえ、やはり外気は冷たいもの。以下の対策をすれば、寒さを感じずに笑顔で撮影できます。
① インナーは「襟ぐりの広いヒートテック」
上下ともに発熱インナー(ヒートテックなど)を着用しましょう。 ただし、首の後ろ(衣紋)からインナーが見えないよう、前も後ろも襟ぐりが深く開いているタイプを選ぶのが鉄則です。足元は和装用のストッキングか、スパッツ(白やベージュ推奨)を履けば完璧です。
② 「貼るカイロ」を背中とお腹に
着付けの前に、インナーの上からカイロを貼っておきましょう。おすすめは「背中の肩甲骨の間」と「お腹」です。これで体の中心を温めれば、全身ポカポカです。
③ 移動中は「羽織」や「ダウン」を
撮影中(シャッターを切る瞬間)以外は、上からベンチコートやダウンジャケットを羽織らせてくれるスタジオがほとんどです。移動中は暖かく、撮る時だけ脱ぐ。このメリハリがあれば1時間のロケも余裕です。
それでも寒さが苦手な人は…「スタジオ撮影」という選択肢

「どうしても寒がりで外は無理!」という方は、無理にロケに出る必要はありません。 スタジオはスタジオの良さがあり、美しく見せる照明設備や環境が整っています。
- 空調完備でぬくぬく
- 雨や風の心配なし
- 日光や環境の変化にも左右されずに常に美しく撮影できる環境
冬のスタジオ撮影なら、天候リスクゼロで快適に和装フォトを楽しめます。
まとめ:冬の和装前撮りは「賢い花嫁」の選択!
冬の和装前撮りには、これだけのメリットがあります。
- 汗をかかず、メイク崩れゼロ
- 空気が澄んで写真が綺麗
- 着物の重ね着で意外と暖かい
- 人気スタジオでも予約が取りやすい
- 梅の花など冬ならではの風情
「寒いから」という理由だけで冬を避けるのはもったいない! しっかり防寒対策をしてロケーションに出るのも良し、スタジオで快適に撮るのも良し。 冬ならではのメリットを活かして、美しく、そしてお得に前撮りを成功させましょう。
